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使っている海外のFX業者が、金融庁の無登録業者一覧に載っているか、気になっていませんか。この一覧の正式名は「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」です。HTML版なら、業者名で検索できます。
結論を先に書きます。この一覧は、金融庁が「警告書」を出した業者のリストです。載っていないからといって、登録業者という意味ではありません。XMTrading の運営会社 Tradexfin Limited は、「海外」の業者として載っています(掲載は令和2年=2020年8月)。
金融庁の無登録業者一覧って何のリスト?

ひとことで言うと、金融庁が「警告書」を出した業者の名前のリストです。
警告書は、登録をせずに金融商品取引業をしているとして、金融庁(財務局)が出す文書です。金融商品取引業は、ざっくり言うと、FXなどの取引をお客さん向けに仕事として行うことです。
どの業者が載るのかは、金融庁のページの冒頭に書かれています。「平成22年1月以降、無登録で金融商品取引業を行っているとして、金融庁(財務局)が警告書の発出を行った者」。平成22年は2010年です。
つまり、2010年1月から後に警告書が出た業者が載ります。ページの更新日は、2026年9月6日に確かめた時点で令和8年(2026年)8月27日でした。
やること:正式名「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」で検索し、金融庁のページを開いてみる。
海外のFX業者はどのファイルで探す?

一覧は1つではなく、4つのファイルに分かれています。どれも「警告書の発出を行った」業者の一覧です。
| ファイル | 中身 | 海外の業者を探すとき |
|---|---|---|
| 01.pdf/01.xlsx | 国内の無登録業者 | - |
| 02.pdf/02.xlsx | 適格機関投資家等特例業務届出者(特例届出者) | - |
| 03.pdf/03.xlsx | 無登録の海外所在業者 | ここを見る |
| 04.html | 01〜03をまとめたHTML版(ブラウザで検索できる) | ここを見る |
海外のFX業者を探すなら、03(海外所在業者=会社が海外にある業者)か、04のHTML版です。
HTML版は、ブラウザのページ内検索で業者名を探せます。パソコンなら Ctrl+F を押します。スマホなら、ブラウザのメニューの「ページ内検索」などから使えます。
やること:海外の業者なら、04のHTML版を開いて業者名で検索する。
会社名で見つからないときはどうする?

HTML版の表には、5つの列があります。かっこの中は、やさしく言い換えたものです。
- 商号、名称又は氏名等(業者の正式な名前)
- 金融商品取引業の内容等(何をしていたか)
- 備考(メモ欄)
- 掲載時期(警告書が出た時期)
- 国内/海外所在の別(会社が日本にあるか、海外にあるか)
ポイントは「備考」です。備考の欄には、サービス名(ブランド名)が書かれていることが多いからです。
会社名で見つからないときは、サービス名でページ内を検索してみてください。ただし、契約の相手は会社で、ブランド名ではありません。この点はXMの運営会社と規制当局で書きました。
やること:会社名とサービス名、両方で検索してみる。
XMTradingはこの一覧に載っている?

HTML版に、XMTrading を運営する Tradexfin Limited の行があります。記載を原文どおり引きます。
| 列 | 記載 |
|---|---|
| 商号、名称又は氏名等 | Tradexfin Limited |
| 金融商品取引業の内容等 | インターネットを通じて、店頭デリバティブ取引の勧誘を行っていたもの |
| 備考 | 当該業者が提供するサービス(FX取引等)の名称は「XMTRADING、XMTrading」である。 |
| 掲載時期 | 令和2年8月 |
| 国内/海外所在の別 | 海外 |
やさしく読むと、こうなります。
- 「店頭デリバティブ取引の勧誘」=インターネットで取引に誘っていた、という記載です。「店頭」は、取引所を通さずにする取引のことです。言葉の定義は別記事で読みました
- 「令和2年8月」=2020年8月。警告書が出た時期です。2026年から見ると約6年前で、その後の変化は、この一覧からは読めません
- 「海外」=会社のある場所です。所在地が海外でも、居住者(日本に住む人)を相手にすれば登録が必要だと、金融庁は説明しています
⚠ XMTrading には、もう1つの運営会社 Fintrade Limited があります。こちらが一覧に載っているかどうかは、この記事では確認していません。
やること:「掲載時期」は警告書が出た時期として読み、今の状況を一覧だけで決めない。
一覧に載っていたら何がわかる?

載っていることから言えることは3つです。反対に、言えないことも3つあります。
| 意味すること | 意味しないこと |
|---|---|
| 金融庁(財務局)が、無登録で業を行っているとして警告書を出した | 刑事処分や行政処分(罰や役所の処分)が確定した、ということではない |
| 日本の登録業者ではない | 利用者が罰せられる、ということではない |
| 登録業者の監督や、紛争(トラブル)を解決するしくみの外にある | 掲載されていない業者が登録業者である、ということではない |
この一覧は事実の記録です。ここから「危ない」「安全」を読み取るのは、読む人の判断です。このサイトは、その判断の前に事実を条文と公表資料で確認することを優先しています。
やること:載っていると分かったら、表の右側(意味しないこと)も一緒に読む。
載っていなければ登録業者といえる?

いいえ、言えません。金融庁自身が、一覧のページにこう書いています。「掲載されていない者でも、無登録営業に該当する行為を行っていることがあり得ます」。
つまり、載っている=警告書が出た。載っていない=まだ出ていないだけかもしれない、ということです。
登録しているかどうかは、金融庁の別の一覧「免許・許可・登録等を受けている事業者一覧」で確かめます。登録業者は、その中の金融商品取引業者の一覧に、登録番号と一緒に載っています。読み方は金融庁「登録業者」一覧の読み方で書きました。
この「登録があるかないか」は、2つのことの分かれ目にもなります。税金の区分(総合課税の記事)と、業者側の罰則(無登録営業の条文と罰則)です。
やること:業者を確かめるときは、無登録業者の一覧と登録業者の一覧、2つとも見る。
まとめ

- 正式名は「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」。平成22年(2010年)1月以降に警告書を出した業者のリスト
- 金融庁自身が「掲載されていない者でも、無登録営業に該当する行為を行っていることがあり得ます」と注意書きしている
- 海外の業者は03のPDF・Excel、またはHTML版(04)で探す。会社名で出なければ備考欄のサービス名で検索
- Tradexfin Limited は「海外」として掲載(令和2年8月・店頭デリバティブ取引の勧誘・サービス名 XMTRADING)
- 掲載は事実の記録。登録の有無は「免許・許可・登録等を受けている事業者一覧」で別に確かめる
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XMTradingはTradexfin Limitedのブランドで、セーシェル金融サービス庁の規制を受けており、日本の金融庁の登録は受けていません(金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」に掲載)。デリバティブ取引には投資元金を失うリスクがあります。
出典・注記
- 金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」(令和8年8月27日更新)。掲載基準・注意書き・ファイル構成は同ページの記載による(2026年9月6日閲覧)
- 同「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について(HTML版)」。列見出しおよび Tradexfin Limited の行は、同一覧の記載を原文どおり引用
- 金融庁「無登録の海外所在業者による勧誘にご注意ください」
- 「店頭デリバティブ取引」の「店頭」は、金融商品取引法(金商法)2条22項による
- 西暦(平成22年=2010年、令和2年=2020年、令和8年=2026年)は当サイトで書き添えたもの
- Fintrade Limited の掲載の有無、および一覧の総件数は本記事では確認していません
- 本記事は公表資料の記載を整理したものであり、掲載業者の現在の状況を評価するものではありません
本記事は公表資料の一般的な解説であり、法的助言や投資判断、特定の業者の利用を勧誘するものではありません。また特定の業者を非難する趣旨のものでもありません。記載は執筆時点の公開情報に基づきます。
