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XMの口座タイプは、Standard・Micro・KIWAMI極・Zeroの4つです。名前だけでは、どれを選べばいいか分かりにくいですよね。公式サイトの仕様表を4つ並べると、違いは4か所だけです。
結論を先に書きます。違うのは「スプレッド」「手数料」「レバレッジの上限」「ボーナスとスワップフリーの対象」の4か所です。選び方の軸は、取引のコストをスプレッドで払うか、手数料で払うかです。たとえば、いちばん狭いときのスプレッドは、KIWAMI極が0.6ピップ、Zeroが0ピップ+手数料です。(スプレッド=買う値段と売る値段の差、ピップ=値段の幅を数える単位)
4つの口座で同じところはどこ?

まず、4つとも同じところを先に片づけます。比べたのは、XMTrading公式サイトの各口座ページの仕様表です(2026年9月6日時点)。
次の項目は、4つの口座で表記が同じです。
- ロスカットの水準:20%(ロスカット=損が大きくなったとき、取引が自動で決済されるしくみ)
- マージンコールの水準:50%(マージンコール=ロスカットより手前に置かれた、もう1つの水準)
- 最低入金額:$5(入金できるいちばん少ない額)
- 最小取引サイズ:0.01ロット(ロット=取引の量の単位)
- 両建て:あり(両建て=ドル円など同じ銘柄で、買いと売りを同時に持つこと)
- 注文の執行:マーケット執行(注文が通った瞬間の市場の値段で成立させる方式)
- 基本通貨:USD・EUR・JPY(口座のお金の単位)
両建てについて補足します。国の決まりで、国内の登録業者(国に登録した業者)は、お客さんに両建てを勧めてはいけません。お客さんが自分の判断で両建てをすることを禁じる決まりではありません(両建ての記事)。
このように、ロスカットの線や入金の下限は、口座タイプでは変わりません。違いは、このあと見る4か所に集まっています。
やること:ロスカットや最低入金額では迷わず、残りの4か所だけを比べる。
コストの払い方はどう違う?

取引のコストは、スプレッドとして払うか、手数料として払うかのどちらかです。スプレッドは、買う値段と売る値段の差のことです。4つの口座は、この払い方で3つのグループに分かれます。
| 口座 | スプレッド(いちばん狭いとき) | 手数料 |
|---|---|---|
| Standard/Micro | 1ピップ | なし |
| KIWAMI極 | 0.6ピップ | なし |
| Zero | 0ピップ | あり(額は仕様表に記載なし) |
Standard・Microは、コストが全部スプレッドに乗ります。KIWAMI極もスプレッドに乗りますが、薄めです。
Zeroは、スプレッドがほぼ無いかわりに、手数料で払います。
数字で比べてみます。いちばん狭いときの値(最狭)は、Standardが1ピップ、KIWAMI極が0.6ピップです。最狭どうしの差は0.4ピップです。
ただし「最狭」は、いちばん狭いときの値です。いつもその幅で取引できる、という意味ではありません。
⚠ Zero口座の手数料の額は、公式の仕様表には「あり」としか書かれていません。金額は、口座を開いた後の取引条件か、MT5(取引に使うアプリ)の銘柄仕様で確かめてください。「スプレッド0」だけを見て選ぶと、コストの総額が読めません。
スプレッドを円に直して考える方法は、スプレッドを円で読むに書きました。
やること:Zeroを考えるなら、手数料の額を先に確かめてから比べる。
レバレッジの上限は違うの?

レバレッジ(預けたお金の何倍まで取引できるか)の上限は、Zeroだけ500倍です。ほかの3つは1000倍です。仕様表では「500:1」「1000:1」と書かれています。
ただし、「最大」は有効証拠金の区分で、自動的に下がります。有効証拠金は、口座の残高に、まだ決済していない取引のもうけを足し、損を引いた額です。$40,000を超えると、1000倍の口座でも500倍になります。
区分の実際は、「最大1000倍」の正体に書きました。
そして、上限が高いことは、高い倍率で取引する理由になりません。口座タイプを選ぶとき、レバレッジの上限はコストの払い方より優先度が低い。当サイトはそう考えています。
やること:上限の数字より先に、コストの払い方で比べる。
ボーナスとスワップフリーはどの口座?

ボーナスとスワップフリーは、対象になる口座が分かれます。
| 口座 | 入金ボーナス | スワップフリー |
|---|---|---|
| Standard | 100%(利用規約適用) | なし |
| Micro | 100%(利用規約適用) | なし |
| KIWAMI極 | なし | あり |
| Zero | なし | なし |
入金ボーナス(入金したときに付くボーナス)は、StandardとMicroだけです。KIWAMI極とZeroは対象外です。
口座開設ボーナスは、4つとも同じ「¥13,000」の表記です(利用規約適用の注記つき)。ですから、口座タイプの違いにはなりません。
ボーナスには、公式の表記のまま「利用規約適用」の注記が付いています。条件、出金できるかどうか、取り消しになる理由は、規約のほうに書かれています。ボーナスの額だけで選ばないでください。
スワップフリーは、KIWAMI極だけ「あり」です。持っている取引(建玉)を次の日に持ち越すと、スワップ(受け取りや支払いのお金)が日々付きます。スワップフリーは、そのスワップが付かない、という意味です。
持ち越しが多い人には、スプレッドの差より効くことがあります。スワップのしくみは、スワップの仕組みにまとめました。
⚠ どの銘柄がスワップフリーの対象になるかは、仕様表からは分かりません。MT5の銘柄仕様で確かめてください。
やること:ボーナスは規約を、スワップフリーは対象の銘柄を、確かめてから考える。
MicroとStandardは何が違う?

仕様表の上では、MicroとStandardは1行も違いません。違いは、公式の説明文にあります。
Microは「マイクロロット取引」と紹介されています。「小さいポジションサイズで、リスクを抑えながら」という説明もあります。ポジションサイズは、持つ取引の量のことです。
⚠ 1ロットが何通貨に当たるか(契約サイズ)は、仕様表に書かれていません。「Micro=1ロットが小さい」と一般に説明されます。ただ、実際の契約サイズはMT5の銘柄仕様で確かめてください。
契約サイズを確かめる手順は、銘柄名の読み方と同じです。
やること:Microを考えるなら、MT5で1ロットの契約サイズを確かめる。
テーマ型指数はどの口座で取引できる?

XMのテーマ型指数は、あるテーマに沿って銘柄を集めた指数です。口座タイプによって、取引できるかが変わります。公式FAQ(よくある質問)では「Standard口座およびKIWAMI極口座でお取引いただけます」とされています。
MicroとZeroでは、銘柄が表示されません。取引したい商品によって、選べる口座が絞られることがあります。詳しくはテーマ型指数の記事へ。
やること:使いたい商品が決まっているなら、その口座で表示されるかを先に確かめる。
まとめ

- 4つの口座で違うのはスプレッド・手数料・レバレッジの上限・ボーナスとスワップフリーの対象の4か所
- 同じなのはロスカット20%・マージンコール50%・最低入金$5・最小0.01ロット・マーケット執行
- 選ぶ軸は「コストをスプレッドで払うか、手数料で払うか」。Zeroの手数料の額は仕様表に無いので、確かめる
- 「最狭」はいつもその幅とは限らない。レバレッジの「最大」は有効証拠金で下がる
- ボーナスは利用規約適用。額だけで選ばない
- 持ち越しが多いなら、KIWAMI極のスワップフリーが効くことがある(対象の銘柄はMT5で確かめる)
- テーマ型指数はStandardとKIWAMI極だけ
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XMTradingはTradexfin Limitedのブランドで、セーシェル金融サービス庁の規制を受けており、日本の金融庁の登録は受けていません(金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」に掲載)。デリバティブ取引には投資元金を失うリスクがあります。
出典・注記
- 4口座の仕様表(最大レバレッジ・最小スプレッド・手数料・ボーナス・スワップフリー・ロスカットレベル・マージンコール・最低入金額・最小取引サイズ・両建て・注文執行・基本通貨)は、XMTrading公式サイトの口座タイプ一覧および Standard/Micro/KIWAMI極/Zero 各ページによる(2026年9月6日閲覧)
- テーマ型指数の対象口座は、同社公式サイト「テーマ型指数」ページのよくあるご質問による(2026年9月5日閲覧)
- 国内の登録業者が顧客に両建てを勧誘することの禁止は、内閣府令による(本文では「国の決まり」と表記)
- Zero口座の手数料の金額、各口座の1ロットの契約サイズ、スワップフリーの対象銘柄は、公式ページの仕様表には記載がなく確認していません
- ボーナスは公式表記どおり「利用規約適用」。適用条件は本記事では確認していません
- 本文の「1000倍」「500倍」は、仕様表の「1000:1」「500:1」を書き換えたもの。「0.4ピップ」は最狭の値どうしを引き算したもので、当サイトで書き添えたもの
本記事は取引条件の一般的な解説であり、投資判断や特定の業者・口座の利用を勧誘するものではありません。取引条件は変更されることがあります。実際のお取引の前に、必ず提供業者の公式情報をご確認ください。記載は執筆時点の情報に基づきます。
